大田高次脳機能障害支援者ネットは、大田区の高次脳機能障がい者へのサポートのあり方について福祉、医療、介護、家族、当事者、市民などすべてのみんなで考えてゆこうという、ゆるい集まりです。区内の家族会、当事者会、社会福祉法人、クリニック、病院、リハビリテーション施設、福祉施設などから有志のスタッフによって運営されています。
支援者ネットが目指していること
大田区内で高次脳機能障害にかかわる人のゆるやかなネットワークです。名前は「支援者ネット」であり、高次脳機能障害のある人を支援する専門職、例えば福祉職、行政職、医療職(医師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士などの人も参加しています。しかし、「支援」できるのは専門職だけではありません。まず、誰よりも高次脳機能障害に詳しいのは当事者の方です。当事者が当事者を支援するピアサポートの大切さは言うまでもありません。また、現に多くの場合、高次脳機能障害の当事者を支援しているのは家族です。現状では、そんな風に高次脳機能障害の支援にかかわる当事者、家族、専門職が集まっているネットワークです。また、支援にかかわることができるのは、当事者や家族や専門職だけではないと思うのです。そんな属性はなくても、できる支援はあります。街のいろんな人が高次脳機能障害者にかかわって、当事者や家族を含む、広い意味での支援者も支援できるよう、そんな輪を広げていきたいと思っています。 福祉・医療・介護などの制度の足りないところも、まだ少なくありません。支援者ネットでは、必要な支援とは何か、そもそも支援とは何かを考え、実現するためにできることをすすめていきたいと考えています。
運営メンバー
代表 鶴田 雅英
事務局 岡田 あい子
設立
2012年2月23日
活動
定例会 偶数月 第ニ月曜日 18:30~(オンラインと対面のハイブリッド開催)
活動内容 定例会では、区内外の高次脳機能障害そのほかの障害に対する施策などについて情報交換を行ったり、今後の活動について話し合ったりしています。
活動実績 『高次脳機能障害サポーター養成講座』を2013年、2015年、2019年に開催し、多くの支援者の方に参加していただきました。