こんにちは！ 高次脳機能障害当事者と家族が集うサロン『えん』の運営メンバー田中ゆりかです。 このページを開いた方は、 きっと”高次脳機能障害”ということばに何らかのご縁がある方かと思います。 ぜひ最後までお読みいただき、何かのきっかけになれば幸いです(^^)
『えん』とは
NPO法人CIRLA（サーラ）が運営する高次脳機能障害者のサロン『えん』 月に一回、日の沈む時間（2023年7月現在 毎月第3土曜日 18：40～19：50）、高次脳機能障害当事者の方やそのご家族、その支援者が集まり、ざっくばらんに会話をする会です。司会進行は、リハビリテーションに従事する運営スタッフが行います。 2020年の新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、オンラインでも参加できるようになりました(^^♪
『えん』の目的
高次脳機能障害に気づき、理解し、高次脳機能障害を持つ自分に自信を持ち、自分らしくよりよく生きることを目的として、当事者・家族・支援者が共に学び合う会です。 例えばこんなことができます。
- 安心して話せる、居場所ができる
- 大勢の中で話したり聞いたりする練習になる
- 同じような悩みを持った方と解決方法をシェアする
- 困りごとの解決のための社会資源を知る
- ベテラン当事者に話が聞ける
- リハビリ専門職からアドバイスがもらえる
実際の流れ
- 前日まで 『えん』の前日までにテーマやZOOMアドレスを載せたメールが届きます。
- 当日 18：30～18：40の間に現地に到着 （オンライン参加はメール記載のアドレスクリック）
- 到着後 好きな席に座ります（オンライン参加は特になし）
- 開始 18：40
- 終了 19：50
参加メンバー
2023年7月現在、脳血管疾患や頭部外傷などの脳損傷や、さまざまな神経障害などによって、仕事をするなどの複雑な作業やコミュニケーションを行う際困難が伴う、30代～60代、軽度～中等度の高次脳機能障害、または発話の障害をお持ちの方を中心にご参加いただいています(^^)/
- 失語症：話す・聞く・読む・書く・計算することなどに支障がある
- 注意障害：集中力が続かない、注意散漫になる、同時に二つ以上のことができない
- 神経疲労：頭を使う作業をすると疲れる、ぼーっとする、頭痛がする、眠くなる
- 発動性の低下：何事もやる気が起きない、自ら始められない
- 記憶障害：最近の出来事を忘れてしまう、きっかけがないと思い出せない
- 遂行機能障害：物事を順序だてて行えない、突然の出来事に臨機応変に対応できない
- 発声障害：うまく声が出せない
- 構音障害：ろれつが回りにくい
運営メンバー
現役のリハビリテーション専門医、言語聴覚士、理学療法士、そして高次脳機能障害当事者で運営しています。
田中 友里加
2008年 言語聴覚士免許取得。
現在クリニックと訪問看護ステーションで勤務。
支援者一人でできることはほんの少しです。当事者の方、家族の方がそれぞれできることも限られています。しかし、ひとりでは難しい課題も、みんなで聞いて、話して、考えて、取り組んで掛け算したら、大きなパワーになることを、『えん』で学んでいます。
支援者、当事者の垣根を越えた仲間、ピアのあたたかい会を、これからも続けていきたいです。
佐藤 かおり
2008年 言語聴覚士免許取得。
外来、訪問、デイサービスなどで言語聴覚士として勤務。
途中、出産、自身の病気から休職期間を経てやっぱりこの仕事が好きで戻ってきました。
ピアサポート（同じような立場の人のサポート）の大切さを身をもって感じ、微力ながら携わらせていただいています。えんの集まりでは、いろんなお話を伺い学ばせていただいています。そして何よりも皆さんからたくさんのパワーをもらっています！！この集まりが大好きです！！参加するときには息子とセットでお邪魔することもありますが、親子共々どうぞよろしくお願いいたします。
とまり 由美
2008年 言語聴覚士免許取得。
外来リハビリ、訪問リハビリ、デイケア、デイサービスで勤務。
趣味は、登山、キャンプ、音楽。
『えん』というグループは、「当事者・支援者」という括りではなく、「あなた・わたし」という「個」の集まりだと思っています。一人ひとりが互いを尊重し合い、受け入れ、受け入れられる、とても温かい場所です。
誰かの言葉に耳を傾けると、たくさんの発見があります。『えん』では、参加者同士が話し合うことで得られる良いヒントや、見えてくる新しい景色があり、私も毎回、非常に貴重な学びを得ています。
ありがとうございます！
これからも、皆様との関わりを大切に、一緒に楽しんで参加していきたいです！
菅野 沙羅
2012年 言語聴覚士免許取得。
現在クリニック、オンライン言語リハビリ勤務。
2022年から少しずつ参加させてもらっています。参加されるみなさんから、これまでの人生観や、病気を通して得た経験など貴重なお話を聞かせていただき、ありがたく思っております。
参加していて心がジーンとするのが「アドバイスを聞く側」であった方が「アドバイスをする側」へと変わっていく姿を見た時。みなさんが日々奮闘され、いろいろと吸収されていることがわかります。
話を聞いてくれる場があると、励みになることもあるかもしれませんし、いろいろな方の話が聞けると楽しくなってくるかも。
ご興味がある方はぜひ一度、遊びに来てください👋
速水 聰
1999年 医師免許取得。
リハビリテーション科専門医。陸上自衛隊予備自衛官(医官)。現在JAXA(宇宙航空研究開発機構)でフライトサージャン(航空宇宙医)として勤務。
「えん」を影から強く支援し続けて生きたいと願う者です。
いずれ生活期リハビリテーションにおける当たり前な取り組みを「えん」が先駆けて実践していると感じています。
近藤 勇太
now writing…
荒井 隆浩
2010年に交通事故で高次脳機能障害になりました。イケイケ35歳で
それ以来仕方ないんでありのまま活きてます。自分に嘘さえつかなきゃ良いんじゃないか説推し
高次脳機能障害をみんなが理解してる世界。
夢見たいですけど「えん」でちょっと膨らんでます。
理解する為に、みんなで集まってる会。
そこに居るスタッフと当事者のハーフです。ヨロピコ
開催日時と場所
日時 毎月第3土曜日 18：40～19：50 （不定期変更あり 必ずお問い合わせの上ご参加ください）
場所 ジップ山王リハビリ1F
（〒145-0065 東京都大田区東雪谷１丁目１３−１ ウェルサイト東雪谷）
オンライン開催 メールにて開催当日までにZOOMアドレスをお送りします
（『えん』のチラシはこちら）
お問合せ
kse.staff@gmail.com
田中友里加 まで
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