ブログ5 2/18『改めて 自己紹介』

高次脳機能障害者のサロン『えん』ブログ

なまけ癖が出てしまいました。反省。
1月のブログを飛ばしていますが、1月も『えん』は開催しておりました。

テーマは『お正月はいかがでしたか』

新しい参加者1名ご参加で、その方を囲んだ自己紹介とお正月エピソードをいろいろお話頂きました。

2月のテーマ『改めて 自己紹介』

2月は3名も新しい方にご参加いただきました。

そんなわけで、2月のテーマは、またも、自己紹介です(^^)

自己紹介は繰り返ししているわけですが、『えん』は自己紹介を大切にしています。

私だけが自己紹介が良いと思っているのかなあと、冷や冷やしているのですが、『えん』の運営メンバーも参加者の皆さんも、共通認識で自己紹介を大切にしてくれています。運営事前ミーティングでは、テーマ決めの時に「また自己紹介か」とうんざりされることもなく、むしろ「もう一度自己紹介しよう!」と、他のテーマを差し置いて、積極的に自己紹介を選びます。

自己紹介の目的

自分は誰なのか、どのような経過をたどって今ここにいるのか、を話すためには、過去・現在の出来事の因果関係を整理して言語化しなければなりません。そして、今後どうしていくか、展望まで話していけると、未来への行動に繋がっていきます。

言語化することは、自身を客観視し、自己理解を深めます。

また、他者の自己紹介を聞くことは、自身の発表内容や伝達方法を見直すきっかけになるなど、様々な気づきをくれます。

だから、自己紹介ってとても大事で面白い!

ほとんどの方が、回を重ねるにつれブラッシュアップされていくのが目に見えてわかります。

良い”あきらめ”

自己紹介で印象的な内容を一つ。

参加者の一人の方の言葉が私の胸にキューっと食い込みました。

良い意味であきらめている

「できないことに固執せず、できることに目を向け、できないことでもできるようにするにはどう工夫すればよいのかを考えるようになった。同じ人生の時間を過ごすのであれば、落ち込んでいる時間より、楽しい時間を過ごそう」と、考え方が180度変わったのだそうです。

この価値観の転換は簡単なことではありません。理屈ではわかっていても、心からそう思うことができる、自然とその価値観に沿った行動ができるようになることは、そうたやすいことではありません。きっと、支援者の力業でもなく、ご本人の思い込みでもなく、たくさん考えて、悩んで、その積み重ねの先にあったものなのかもしれません。

なんだかお話を聴きながら、目頭が熱くなったのは私だけではないようです(/_;)

Comments

Copied title and URL