こんにちは。運営スタッフの佐藤です。
新緑がまぶしい季節になってきましたね。
4月15日に行われたえんは、現地・オンラインにて大勢の方々にご参加いただきました。
ありがとうございます♪
今回のテーマは、『近況+今年の目標の進捗状況』についてでした。
『近況と今年の目標の進捗』
新年度ということもあり、ご自身やご家族などそれぞれの変化が聞かれました。
今年の1月の会にご参加いただいた方々には、その時に『今年の目標』をお話し頂いていました。
それからの進捗は、まだ数か月ということもあり「達成したよ!」という方は少なかったものの、目標に向かって進行中、達成に向けてプランニング中…、はたまた1月の時に自分が何を目標にしたのか忘れてしまった方もいましたが、再確認や振り返りのいい機会になり、改めて刺激を受けた方もいたのではないでしょうか。
近況については、
リワーク施設への利用が始まった方、現在勤めている会社で制限を緩和してもらうために産業医との面談を控えている方もいらっしゃいました。
ここで少し産業医について触れたいと思います。
産業医とは…
(厚生労働省の ホームページより引用)
産業医は、労働者が健康に就労できるような支援を行います。
産業医の活躍を主に期待できるものとして、健康診断とその結果に基づく措置、治療と仕事の両立支援、ストレスチェック制度や長時間労働者に対する面接指導などがあります。産業医は労働者の健康管理等を行う役割を担っています。
働く者にとって気づけば身近な存在となった産業医ですが、高次脳機能障害と診断された場合にも仕事復帰する際に『健康に働く』ために産業医と面談を行うことや、復帰後も定期的に面談をすることがあります。
今回Aさんは、お仕事への復帰を果たしているものの、仕事の制限を緩和するために産業医との面談に臨むとのお話でした。
Bさんは、復職はこれからですが、体調も安定しリハビリを行いながら復職を目指していることを伝えるために定期的な健康チェックを兼ねて産業医と面談を始めたそうです。
今回の参加者さんではありませんが、ご自分の高次脳機能障害を会社に伝え勤務時間や仕事内容を配慮してもらうために産業医との面談に臨む方もいました。
このように産業医との面談の目的は異なりますが、今回ご紹介した方々に共通していることは『産業医に今の自分の状態をアピールする』ということかと思います。
高次脳機能障害は、目に見えない障害なので、会社や同僚からの理解を得ることが非常に難しい病気でもあると同時に見えにくいからこそ、理解をしてもらうことの大切さを感じています。
長く勤めあげてきたお仕事であれば、今までの自分の地位や関係性もあるので自らさらけ出すことは非常に勇気がいることと思います。まず、ご自身が『健康に仕事をする』ために、少しでも相談できることがあれば産業医にお話していただくことも一つの方法かと思います。
長くなりました!!
最後に!!
今回のえんでも、皆さんそれぞれの問題を抱えている中で自らの力で次の展開を切り開いている…そんな前向きな姿勢に私自身が大変学ばせていただいた会でした。
次回は5月20日です。新しい方々のご参加もお待ちしております。お気軽にご連絡下さい。
kse.staff@gmail.com