アクセス 利用者さん インタビュー

インタビュー

場所は2階の木の香りに包まれる暖かいリビングルーム風のお部屋です。一人掛けのゆったりソファが二つ並び、横には厳選されたティーカップをいくつか収納された低いキャビネットが置かれています。

シンクの横にはコーヒーや紅茶、ポットなどが用意されていて、お気に入りのカップを使って飲むことができます。

部屋の中心には二つテーブルが置かれ、6人ゆったり囲えるダークブラウンの楕円形のテーブルとその横に長方形の4人用テーブルがあります。

利用される方が、自分らしく過ごせるように配慮された自由な空間です。

今回は高次脳機能障害をお持ちの方2名にお話を伺いました。まず、Aさんからです。

「真心あるサポートが好き」 Aさん 50代女性

お風呂に入ろうとしていたところを引き留めるという強引さでしたが、快く引き受けてくださいました。

そんな飛び込みインタビューです!

ご本人とスタッフの方、社長の田端さん、私たち田中と佐藤により、和やかにお話した内容を少し抜粋してお届けします。

田中:いつからここにきているんですか?

Aさん:去年の6月からです。モヤモヤ病という頭の病気をして、ここにきています。

田中:ここはどんなところですか?

Aさん:とても素晴らしくて・・・お昼も出ますし、おやつもあって。

スタッフさんがとてもやさしくて・・・(笑)

田中:何が一番楽しいですか?

Aさん体操です。座って一通り体を動かします。前で一人立ってやってくださっています。


田中:ここではほかにどんなことをしますか?

Aさんゲームや・・・外に散歩などもしています。このあたりは桜が見れます。
他には、塗り絵をぬったり。
毎月カレンダーを塗っています。今月は桜の花びらでした。
あとはテレビを見たりもしますし。
皆さんで見るのでニュースとかお相撲などのスポーツ観戦です。


田中:どうしてここに来ることになったんですか?

Aさん病院の方の紹介で来ました。


田中:ここにきている方はどんな方が多いですか?

Aさん:お年寄りは多いです。若い方も少しいます。


田中:ここには週何回きているんですか?

Aさん週3回来ています。


田中:この施設のお気に入りポイントを一つ教えてください

Aさん:スタッフの皆さんの真心あるサポートが好きです!

「この歳になってもできるというのがありがたいです」Bさん 70代男性

ご利用しながら、お手伝いにやりがいを見出し、施設内のお仕事をスタッフの方と一緒に行っている方もいらっしゃいます。

お仕事の合間を縫って、インタビューに答えてくださいました。一部ご紹介します。

田中:今はどのようなお仕事をしていますか?

Bさん:今は食事の用意とか、表回りの掃除などの仕事が多いです。

田中:朝は何時にいらっしゃるんですか?

Bさん8:30より少し前にきています。帰りはその日によって違います。今日は1時までです。

田中:どうやってここまで来ていますか?

Bさん自転車できています。雨でもカッパ着て来ています。

田中:昔はどのようなお仕事をしていましたか?

Bさん:機械関係の製造業をしていました。

田中:今のこのお仕事のやりがいはなんですか?

Bさん僕の歳になってもできるというのがありがたいです。体が動く限りは働きたいです。

田中:どんな方がここの施設にくるといいと思いますか?

Bさん:今来ている人が来るといいと思います。ちょっと認知症がはじまっちゃったかなっていう方とか、足の悪い方とか。


田中:利用者さんの中には、少し若い方もいらっしゃるように見えましたが・・・

Bさん:利用者の方の細かいことはわからないのですが、きっと何か病気があるのだと思います。
そういう方もなじめると思います。


田中:この施設のお気に入りポイントはなんですか?

Bさん:そりゃもう、社長が素晴らしいです(笑)これを言わなきゃダメです(笑)一生懸命頑張ってらっしゃいますよ、ほんとに。

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