こんにちは!菅野です。
変わらず過酷な暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は、お祭りや花火など日本の風物詩が続々と戻ってきたり、昨年とは違う雰囲気になってきましたね。
さて!8月のえんですが、お盆休みの影響か普段より参加人数が少なく、久しぶりにオンライン・現地のハイブリッド開催となりました!
今回のテーマは『いつまでに何をしたいですか?目標はありますか?』です。
いつまでに何をしたいですか?目標はありますか?
- 10月から新番組を見たいです
- 小さな庭があるから夏が終わる前に、草むしりをやっておきたい
- 目標は保険の書類をまとめて、申請していくこと
- 今年が終わるまでに一人旅に行けたらと思っている
- 今年度は仕事で納得いく成果を出したい。許してもらえることは増えた
- 家を建てる
生活の中の何気ない内容から、仕事・趣味に関することまで、いろいろな目標をあげていただきました。
目標と言っても過ごしている環境や時期によって、期間も内容もそれぞれ変わってきますね。
目標を決めたら大事なのが、期限もセットにすること。
「いつか」は実行しないと来ないので、期限を設けてすぐにでも実行できると良いですね。
特にお仕事への復帰を考えている方は、休職の期間も制限があると思うので、復帰時期から逆算していつまでに何をすれば良いか計画を立てていくことが非常に大切です。
リハビリを継続している方々はこの「目標」を意識して過ごしていると思いますので、
「目標を立てる意味」について少し触れたいと思います。
目標設定の意味
やりたいと思ったことを実現できる可能性が高くなる
リハビリでもよく長期目標、短期目標を設定します。
長期目標として「〇〇したい」とゴールを決めたら、短期目標として「そのためには何が必要か」スモールステップを決める。
例えば「仕事のミスを減らしたい」という長期目標があったとすると、「注意機能をよくしたい」と設定したとしてもいきなりは難しいし、具体性に欠けるとそれは実現不可能になりかねないですよね。「見落としが起こりやすい」という問題が影響しているなら「確認作業を定着させる」となるかもしれません。
大事なのは、自分の状況を把握して実現可能なことを挙げていくこと。
課題となっている部分が何かを確認し、それを取り除くためにどうするかを考えたり、どうすると上手くいきそうか試行錯誤したり、計画をたてていくことで自分のしたいことが、実現できる可能性がでてくるわけですね。
モチベーションが上がる、自信がつく
少しずつできることが増えて、昨日の自分、1か月前の自分と違うということに気づけるとさらにやる気も出て自信にもつながります。
行動が明確になり、悩みが減る
人間は何かに向かって努力をしている時は充実して、ストレスも少ないもののようです。
落ち込んだり、悩んだりすることは誰にでもあると思いますが、そんな中やるべきことが見つかると、それらの悩みは軽減できるかもしれません。
リハビリになる
「自分で計画を立ててものごとを実行することがしにくい」
「いきあたりばったりの行動になりやすい」という遂行機能障害をお持ちの方は、目標をたてて過ごす事を意識できると、それ自体がリハビリになります。
目標が見つからない場合…
無理に考える必要はありませんが、まずは日常生活の小さなことから今日何を食べたいか、何を見たいか、何を聞きたいかなど考えるようにすることから始めてみてはいかがでしょうか。
他には、人に聞いてみること。普段の生活と違うことを取り入れてみること。
こんなところはいかがでしょうか?
「全部当たり前のことじゃないか!」と怒られそうな気もしますが、少しでも考えるきっかけになったら幸いです。
なんとなく過ごしていると時間はあっという間に過ぎてしまうものですが、日々の生活、ひいては人生を充実させるためには、目標を立てて過ごすって大事だなと改めて思いました。
ちなみに運営スタッフの田中さんから、えんの目標について
「今年は集まって一緒に飲んだり食べたりしたいと思っています!」とありました。
普段はオンラインで顔を合わせていますが、やっぱり直接会うというのは特別ですね。
わたしもみなさんにお会いできるのが今から楽しみです。
次回は、9/16(土)18:40-です。
またお会いしましょう。